和歌と俳句

白魚

白魚やさながらうごく水の色 来山

藻にすだく白魚やとらば消ぬべき 芭蕉

白魚や黒き目を明く法の網 芭蕉

白魚をふるひ寄せたる四つ手かな 其角

白魚に余寒の海やいせ尾張 召波

しら魚やつきまとはるゝ海の塵 召波

しらうをの骨身を浹すかゞりかな 暁台

しら魚やうき世の闇に目をひらき 暁台

美しや春は白魚かいわり菜 白雄

白魚やきよきにつけてなまぐさき 太祇

しら魚は梅につれだつ盛哉 青蘿

しらうをの雫や春の薄氷 青蘿