古集玉津島よく見ていませあおによし奈良なる人の待ち問はばいかに
古集玉津島見てしよけくも我れはなし都に行きて恋ひまく思へば
古集玉津島見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため
人麻呂歌集玉津島磯の浦廻の真砂にもにほひて行かな妹も触れけむ
金葉集・恋 顕季玉つ島 岸うつ波の たちかへり せないでましぬ 名残こひしも
俊成たとふべき方こそなけれ玉津島てらしかはせる住の江の月
実朝玉津島わかの松原ゆめにだにまた見ぬ月に千鳥なくなり