2009年8月2~9日 ことば悦覧in京都 記録集 home 魚谷繁礼 門藤芳樹 山本麻子 岩崎泰 柳沢究 森田一弥 浅見俊幸 満田衛資 川勝真一 岡田栄造 榊原充大 山崎泰寛 牧野研造 俺クチャー 観客感想 番外編 名古屋 小林聖明 東京 太田浩史 松島潤平 山崎泰寛さん編 8月06日 pm10時~ 川勝家居間にて その 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 その14 山崎:松川さん 田舎に帰ってもいじゃん。ないみたいな都会に居てもいいじゃんないみたいな感じで。アメリカに行ってもいいでしょうっていうふうにやっている処があって。だから森田さん静原の。と何か近いものが。 佐藤:ふふふふ 似てるてことは分かるけど森田さんの方が野心がないっていうか、普通だっていうか。暮らしぶりみてると森田さんいいよね。日本では希に好い人だよ。 俺松川さんの暮らしている家に行ったことないんで比べることができなんだな。松川さんが金沢に行った いきさつとか聞いているけど、言えない。金沢に行ったときにもインタビューしたんだけど。色々事情があるようでも聞かなかったよね。 山崎:さっきの批評の話じゃないですけど、自分の同世代の人達が面白い人ばっかりで、凄く、今周りの人達だけみててもまず間違いなく面白くって。もっと面白がれるっていう気もあって。だから、例えば魚谷繁礼さんの事を知ったのは結構 最近だし。佐藤さんがインタビューされた岩崎泰さんという人知らないし。 佐藤:おれみんな知り合いなのかと思ってた。知らないの おれだけでね、。 山崎;知らない人ばっかりだから、誰に会ったって面白いと思うのかもしれないんですけど。 佐藤:ふふふそれはいいね、柳沢さんは知っていたんだ。 山崎:柳沢さんは知っている。 佐藤:どんな繋がりなの? 山崎:柳沢さんたちがみんなで改修した家があるんですよ。みんなで改修した家が銀閣寺の近くに在って。で、それを僕が京都に来て半年ぐらい経ってから初めてオープンハウスってのに行ったんですね。京都で。それが、それで。なんかこんな質の家を改修しているんだ?! と思ったんだけど。それが良いかどうかが、その時分かんなくって。でもなんか覚えてて。良いか悪いか分かんないから残っちゃって、気持ちに。何だっただろうあれは?っていうのずーっと思ってると。そのオープンハウスの時に知り合ったっていうか、この人がやったのかみたいな感じで。見せてもらったっていうだけなんですね。それで、そこがスタートで、それからどういう風に辿ったか忘れたいましたけど。 建築の集団をやっていて。みんなで卒業してからも職人の人と研究者と設計者とが、一つの枠組っていうか、一つのサークルを生きているっていうのが面白いなと思って。あれはたぶん東京には居ないし。とって思って。 佐藤:京都でインタビューして分かったことの 一つは文化財建築がゴロゴロあることによって、職人さんもずーっと生きているじゃないか!だから当然若い建築家がそういう職人の人とつながって、理論からだけじゃなくって文化財の実物を支える技術ものから建築を読み直すっていう。 森田さんに至っては5年間左官修業までして会得してしまって。その技術でとこでも 誰でもつくれる建築を作ろうとしている、コンクリートボットといって厚さ3㎝の卵のような建築を作って、左官技術というたったそれだけでどこまで建築で世界に貢献できるかっていうことで主に貧しい人々にたけど、そこが森田流なだよね、 で 、試行錯誤している。日本では建築法があって、森田流では 恒久的な建築には作れないわけだけども。法が無いところもあるし地震もないところもあるし。マイノリティーインターナショナルだったかな。日本に拘らないどもでも行って作るぞからって 構え方はいいよね。自分の考え方が 日本が受け入れない だめなら 地震のない、ナイナイづくしの場所で作って、多文化的 いい加減さでそこで 左団扇を想うっていいよね。 山崎:だから技術は国境を越えるみたいな、感じがね。森田さんさっき松川さんと比べて、野心がどうとか、佐藤さんが言っていたけど。 佐藤:松川さんはまだ俺は理解できてないだよね 、森田さんはよく分かった。 山崎:金沢に一回帰ったでしょう、あれは松川さんらしいと思うんですよ。それがどういう事だかはまだ分かんないけど。僕は金沢に帰ることも出来るんだよというふうに。見せてくれたのが。松川さんの凄くいいとこだし。面白いとこだと思うですけどね。 佐藤:おれが考えてもしなかった建築を 松川さんが見せてくれるのはいいな~と思うけど。今試行錯誤中なんで 見ているしかないと思うんだよね。アルゴリズム建築はコンピューターで何度も 計算して作るってのは分かるんだけど、どこで計算を止めるの?って 答えをだしてないんだよね だから俺はそれが建築なのか? が分かんないんだよね、聞いてて。松川流で 最終的に何がどのように決定されているのか、アルゴリズムに決定って言葉が無いのか? 建築は答えの積み重ねをその場で束ねて作る物だんだよ だから 場と人と切実に繋がってる問題からそ 計算のそれと の違いが 松川さんに 聞いてて 分からないんだよね。その内分かるように説明してくれると想うけどね その15へ |