2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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 山崎泰寛さん編   8月06日 pm10時〜 川勝家居間にて 

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 その13  

 webの特徴って

佐藤:ネットだから出来る だから面白ですよね文字色つけって。でもちょっと手間が掛かるけど。
山崎:だからね、あれ僕はアレを見てると。何か、僕は佐藤さんの日記よりも、インタビューのどこをどういうふうに、加工しているのか?つまり編集しているのか?っていうことの方が、佐藤さん本人を示している気がする

佐藤:むらがあるけど、WEB公開の最初から同じスタイルだから。色つけかたはどんなに変わっていくのだろうか?って自分を観察する、プチ・セルフジャーナリズムだから。
山崎:だから何か、ただ斎藤さんだったら、斎藤さんの言葉もちろん読んでるんですけど、結局 見てるものって佐藤さんの事みてるっていう。

佐藤
:そうだよね 文責おれって書いておいてるし
山崎:感じがあって。そういう意味では編集者っていうのを、他に在る 第三者と思って言うとすれば、あそこには編集者って居なくって。ていうか、佐藤さん本人と相手しかいなくって。そこだけ。その佐藤さんのHPを観ていると、その後ろに何か千人二千人、5千人、1万人の人が居るとか、そういうことは無いことになっているじゃないですか。

佐藤:そうですね
山崎あれが一番良いところで。何かネットの凄く、何ていうか特徴を使っているな〜って思うんですよね。
佐藤:ネットって 同じ情報を広げる拡散させるってことと、個人の足下まわりのネタを掘り下げ積み重ねるってことの両方できると思うけど。とどの詰まりは貧乏人にとって有効な道具だからね 権威を作るとか 保持するためのwebの活用のしかたって貧乏臭いんだよね。 WEBで手軽に広げる繋がる方にあんまり興味ないんだよね。 だからブログやらないんですよ。面白いと思わない、オヤジだからだろうけど。 広げたい人人=政治家とかには有効だと思うけど俺には面白くないツールだなって感想で、ブログ作って 使ってみてって言われて 使ったけど、1,2週間でやめた。 道具の使い方が未熟なんだろうけど 面白くなかった。

山崎どっちもどっちだと思いますけどね
佐藤:山崎さんたちはやっているから

山崎:でもあのラウンドアバウトジャーナルの場合は 何か
佐藤:あれはコメント欄とかありましたっ
山崎:一応あるんだけど。コメント欄があるからよいとかってことでもないかな〜と思っていて。勿論コメントを付けてもらって、でそこに継続しながら付けていくっていうのも醍醐味と言えば醍醐味なんですけども。どっちかと言うと整理し易いとか。そういう動機でやっている人がたぶん多いから。だから整理する内容が大量に有る、多すぎて訳解らない。整理されているのかどうなのか、部屋だけが多くなっているみたいな感じになっているから。ああいうの大変ですよね。

それはいいとして、ラウンドアバウトジャーナルの場合はもともとサイトの性格が、聞いた事をまとめるっていう面と。あとは自分達の日常を一旦浮かび上がらせるっていうか。その、ぼくは最近全然書いてないんで。いまそれちょっと、まあその二人の、何か全然違う、僕は本当に子供とこんなこと喋ったとか。そういう日常的なことしか、書かなくって。彼は身近なこと書いてっていう何かそのギャップとか距離感が、キャラクターになっていると思うので。

佐藤:それでいいよね
山崎:うん。 あれを松島君とか伊庭野君とかがみんなが同じサイトで書き出したらえらいことになるんですけど。それは面白いことになるかもしれないけど、えらいことになると思うですけど。今はキャラクターがまったく違う二人がお互いにいっさい言及することなく、ふふふ やっているっていう感じで。それはぼくはやっぱりいいと思う。
佐藤:二人でやるんだったら、あれでいいと思う。hp出来るようになった時は好い時代が来たな〜って思ったな〜。だれでもやるだろうって思ったけど。ずーっと続かない人が多かったね。なんで途中でやめちゃうのか分からなかったけど

山崎:あの〜、世代でね あえて言うと。面白い、面白くやっている人は二人いると思ってて。一人は、佐藤さんで、もう一人は石山さん
佐藤:石山さんのもの読んだこと無いんで分からない,石山さんは社会的な名誉もあり高給取りの保険だらけの 道楽なんじゃないのかね オレ何もないよね、10年ぐらい 無収入だよ
山崎石山さんはただ日記なんですよ。日記なんだけど、一応プロジェクトも、プロジェクト毎に日記が走っているんだけど。それはブログみたいに、カテゴリーになっているんじゃなくって。それぞれのサイトがあるですよ
佐藤:ふははははまめだね。物件事にね
山崎:うん。だからね、凄いね、なが〜いんですよ。事が起きると。長い。だけど、しかも別に文字をちっちゃくするとか、

佐藤:おれ 無収入と なんども言うけど、WEB始めてから 仕事受けてないんだよね だ から、仕事すると自分のHPがどうかわるか そこには俺は興味があるんですよ。
山崎:変わらないんじゃないですか。あそこに何か新しくついて、一杯書いてあるところに進行中とか作って。ふふふ
佐藤:そうか かわらん。 最近インタビューが多いので人の名前が並んでいるだけになってきて、生活保護以下の 最低の金の環境の中でのオレ的活動 もちろん名誉もあるわけないないない無い、ただの一市民が web使って何が出来るか?って実験の結果名前だけ並んでしまったんだけどだんだけど どうでもいいね 

山崎:それがこー なが かったりすると。入り口って僕あれで良いと思うんですよ。入り口ってやっぱりああいうふうに、なっていて。入った処で広大な世界が広がってるっていう方が面白いと思うから。広大か狭くって深いか分からないけど。
佐藤:見やすいよね 関係者以外は見にくいよね はははは

山崎:見やすいみやすい。あれはね、地図になっている
佐藤:ふふ、そうだよね、単純でいいよね、奥もテキストだけでね。それだけだと色つけもそうだけど、ぱっと見て飽きない。何だこりゃってのがあるけど。もっと良い写真撮りたいとかあるし、マジに撮ろうとおもうと 撮れると思うんだけどさ。そんな暇があったら 一杯書いて置いた方がいいと。

山崎必ず天気から書いているとか、そういう事だと思うんですよね。ふふふ
佐藤:天気が悪いとむかついたりするしね〜
山崎:ぼくは日記 じたいは書いてるんですけど。

佐藤:石山さんの話に もどしてもらえると、あいかわらず えんえんやっているんです、名誉人の道楽仕事っていうの かな、俺 他のHP熱心に読まないからね 時間貧乏だし ネットってビンボウもの道具だよね 。 web上の 結果は俺との違いはなんですか?
山崎:そうだな、何が違うのかな〜。う〜ん。

佐藤:聞いたからって 俺変わらないですよ、まあいいです
山崎:石山さんが凄くHPを作って、要するにネットが出来たことで、凄く、何ていうのかな〜。言い方むずかしいですけど。よくなったと思うんですよね。
佐藤:人間が・?

山崎:いやいや人間がじゃなくって。何がよくなったのかな〜。向いているって言うんですかね、ネットに。
佐藤:ネットに元々向いていた人だと。
山崎:うん、。だから何か水を得たみたいな感じがあって。で、佐藤さんもなんかそんな気がしていて。淡水魚海水魚かぐらいの違いで。どっちも魚で。なんか 水を得てうまいこと、楽しんでいるっていう

佐藤:貧乏魚と高級漁の差だよね。  貧乏もの俺 webって本当にいいな〜って思ったもん。キリが晴れたように気持ちが良かったね。 ネットでは何たって平等だなんだからね、はははは 鰯だろ鯛だろうが同じに扱われるんだよね、 俺は田中浩也さんとかに会わなかったらwebやっていなかったね。建築あそびに来てもらった時に 、色々教えてくれて、HPだの掲示板だのあれこれね、そこからエンジン掛かった感じだね 。

山崎:田中さんに久しぶりに会いたいな〜
佐藤:最近 静かにしてるのかね。俺も会ってないからね。どうなっているだろうね。2001年 当時は頻繁に会ってワイワイしてたんだけど、今どこに住んでいるかも判らなくなっちゃった。
山崎:常に新しくするっていうの、それはそれでむずかしいと思うんですけど。潜伏期間とか。充電期間とかあると思うから。ただ田中さんがどういう事考えていたり、何かどうなるのかな〜っていうのは興味深いね。

佐藤:そうですね。
山崎:田中浩也さんはやっぱり京大の鬱々とした雰囲気みたいなのを持っているっていうか。
佐藤:ふふふふふ あるね
山崎:松川昌平さんて本人は そういうのもあるのかもしれないけど、凄くポジティブっていうか。太陽みたいな感じがあるじゃないですか
佐藤:そうだね。太陽のように 攻撃的 

山崎:田中さんはやっぱり、いや僕はみたいなところがどっかに話してても、当時はね。あったから。何かそれは凄く面白いっていうか。

佐藤:
田中さんが自分の人生を ボロボロって言ったことを聞いて知っているんだけど。モチベーションとか知っているけど言えないんだけどね。その暗さは当たっている、暗さを持って 持って生きて来ているんですよ。それが普通の人と同じような人生の常だけどね 

山崎松川さんは金沢に帰ったでしょう
佐藤:アメリカに行っちゃう ってメール来てましたよ
山崎うん うん。先月会ったときにそう言っていて。松川さんみたな人が居て良かったとういか。なんかああいう太陽みたいな人って、田中さんみたいなのあるでしょう。

佐藤:
どちらもPCの使いの天才みたいだけど 俺は判らないんだよね。 松川さんは建築を作っているんだよ、砺波の美容院みにいっただけどこれ建築なのこれ?って違うと思うんだけど。コンピュータを使って何か考えているんですよ、でもそれがずーっと聞いてても分からないんだよね。俺は

山崎:松川さんは明るいでしょう。何か個人的なことやっている感じがするんですよ。 一人でやっているっていうわけじゃなくって。何か個人としてやっている感じがあって。そこに凄く かってに共感するっていうか

 45:05

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