西南の集落の西、「月の御方」の館に仕える使用人の娘・奈瑠(なる) 彼女は他の者とはあまりに違う自分の外見を気に病み、人目を避けてひっそり生きてきた 十四になり、両親の生まれ故郷へとひとり去る決意を固めた彼女に ある日、御館様から思いがけない提案が……
―― 私が、若様とふたりきりで都へ……!?
「紫峰のしずく」と「鈴と羽根」、ふたつの物語の次世代が登場 無邪気な若様としっかり者の娘が織りなす、ほんのり身分差の物語です(本編完結済み)
◇この物語は単独でも楽しめますが、上記の2作品および「鶸の誓い」を先にご覧になることをお薦めします
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