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時雨をやもどかしがりて松の雪 芭蕉

しほれふすや世はさかさまの雪の竹 芭蕉

波の花と雪もや水にかえり花 芭蕉

富士の雪蘆生が夢をつかせたり 芭蕉

今朝の雪根深を薗の枝折哉 芭蕉

雪の朝独り干鮭を噛得タリ 芭蕉

夜着は重し呉天に雪を見るあらん 芭蕉

馬をさへながむる雪の朝哉 芭蕉

市人よ此笠うらふ雪の傘 芭蕉

黒森をなにといふともけさの雪 芭蕉

酒のめばいとど寐られぬ夜の雪 芭蕉

京まではまだ半空や雪の雲 芭蕉

ゆきや砂むまより落よ酒の酔 芭蕉

箱根こす人も有らし今朝の雪 芭蕉

二人見し雪は今年も降けるか 芭蕉

米買に雪の袋や投頭巾 芭蕉

少将のあまの咄や志賀の雪 芭蕉

雪ちるや穂屋の薄の刈残し 芭蕉

比良みかみ雪指シわたせ鷺の橋 芭蕉

ひごろにくき烏も雪の朝哉 芭蕉

貴さや雪降ぬ日も蓑と笠 芭蕉

大雪と成けり関の戸ざしごろ 蕪村

念ごろな飛脚過ぎゆく深雪かな 蕪村

鍋さげて淀の小橋を雪の人 蕪村

愚に耐よと窓を暗す雪の竹 蕪村

雪の旦母家のけぶりめでたさよ

外は雪内は煤ふる栖かな 一茶

じつとして雪をふらすや牧の駒 一茶

夜の雪だまつて通る人もあり 一茶

雪ちるや我宿に寝るは翌あたり 一茶

雪の日や古郷人もぶあしらひ 一茶

寝ならぶやしなのの山も夜の雪 一茶

心からしなのの雪に降られけり 一茶

雪ちるやしなのの国の這入口 一茶

雪ちるや七十顔の夜そば売 一茶

是がまあつひの栖か雪五尺 一茶

ほちやほちやと雪にくるまる在所哉 一茶

大雪や印の竿を鳴く烏 一茶

我郷の鐘や聞く也雪の底 一茶

むまそうな雪がふうはりふはり哉 一茶

雪ちるやおどけも云へぬ信濃空 一茶

重荷負牛や頭につもる雪 一茶

真直な小便穴や門の雪 一茶

袵形りに吹込雪や枕元 一茶

雪ちらちら一天に雲なかりけり 一茶

降雪やわき捨てある湯のけぶり 一茶

雪ちらりちらり見事な月夜哉 一茶

来る人が道つける也門の雪 一茶

神無月  初時雨 炉開 十夜 酉の市 茶の花 山茶花 柊の花 八手の花 石蕗の花 芭蕉忌 鉢叩き 大根 小春 冬日和 帰り花 紅葉散る 落葉 木の葉 木枯らし 時雨 お火焚 短日 冬の日 顔見世 冬の空 水鳥 初雪 初氷 寒さ 冬木立 枯木 冬枯 枯尾花 水仙 
和歌と俳句