蒸気圧

 状態図・相図は、二酸化炭素の相(固体・液体・気体)と熱力学的な状態量の関係を表したものです。物資がある相から他の相に変わることを相転移と言います。  固体が液体に変わる現象が溶融、融解で、その相変化を示した曲線を溶融線、融解線と言います。  液体が気体に変わる現象が沸騰、その逆が凝縮で、この温度が沸点で、その相変化を示した曲線を沸騰線、凝縮線、或いは、蒸気圧曲線と言います。  固体が液体にならずにそのまま気体になる現象が昇華であり、この時の温度が昇華点で、昇華線と言います。
 超臨界二酸化炭素は、臨界点、7.38MPa(臨界圧Pc)、31.1℃(臨界温度Tc)以上の状態の流体を一般的に言い、抽出等の処理を行いますが、二酸化炭素を循環使用する場合には、臨界圧以下に 圧力を下げる必要があります。一般にCO₂の循環圧力は、2~6MPaで行われ、経済性に大きく影響します。下図にCO₂循環・回収圧力に重要な蒸気圧線図(沸騰線・凝縮線)を示します。

蒸気圧 蒸気圧