おくのほそ道

別離

 曾良は腹を病て 伊勢の国長島と云所にゆかりあれば 先立て行に

  行々てたふれ伏とも萩の原  曾良

と書置たり
行ものゝ悲しみ 残ものゝうらみ 
隻鳧のわかれて雲にまよふがごとし
予も叉

  今日よりや書付消さん笠の露


芭蕉 素堂 其角 杉風 嵐雪 丈草 許六 去来 支考 凡兆 北枝 野坡 越人 路通 荷兮 曾良 涼菟 土芳 千代女 也有 蕪村 召波 暁台 白雄 太祇 几董 青蘿 一茶
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