和歌と俳句

本郷

鳶舞ふや本郷台の秋日和 子規

寺の門出て苗売に逢へりけり 万太郎

大学のなかのあぢさゐの咲けるみち 万太郎

銀杏散るまつただ中に法科あり 青邨

本を読む三四郎いまも冬の園 青邨

大学生おほかた貧し雁帰る 草田男

校塔に鳩多き日や卒業す 草田男

夜桜やうらわかき月本郷に 波郷

湯島天神

初秋の柳が末の湯島かな 子規

梅咲くや湯島の社頭春浅し 虚子

迢空
まゐり来て、とみに あかるき世なりけり。町家の人の その顔 がほ

東京の春昼かかるときしもや 万太郎

みじか夜や焼けぬしようこの惣二階 万太郎

みじか夜の夜っぴてついてゐる灯かな 万太郎

梅雨の月閉めわすれたる窓にかな 万太郎

梅雨ふかき鏡花ゆかりの地なりけり 万太郎

さみだれや門をかまへず直ぐ格子 万太郎

あはれ一夜ぞいてふのおちば地を埋め 万太郎

げに今日や祭ばんてん祭足袋 万太郎

猿飴の湯島の宮の七五三 秋櫻子

女男坂もろともに昏れ秋の暮 波郷

六義園

泰山木くだつ霖雨や通し鴨 水巴

芽吹く枝数奇屋の簷も苔あをし 秋櫻子

朝さくら靄より垂れし門を入る 秋櫻子

いつ替へし数奇屋の障子石蕗咲ける 秋櫻子

名園の冬木の手入打晴れて たかし

団子坂

日曜やけふによる人の蟻 子規

賑かに都の秋の日和かな 子規

団子坂上り下りや鴎外忌 虚子


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