和歌と俳句

根岸

子規
遣羽子や根岸の奥の明地面

子規
鶯のねぐらやぬれんくれ竹の根岸の里に春雨ぞふる

子規
鶯の根岸はなるゝ日永かな

子規
紅梅に琴の音きほふ根岸哉

子規
隣にも豆腐の煮ゆる音すなり根岸の里の五月雨の頃

雀より鶯多き根岸哉 子規

板塀や梅の根岸の幾曲り 子規

根岸にて梅なき宿と尋ね来よ 子規

梅の中に紅梅咲くや上根岸 子規

折れ曲がり折れ曲がりの根岸かな 虚子

の多き根岸に更けて詩会あり 虚子

子規
時鳥鳴きて谷中や過ぎぬらし根岸の里にむら雨ぞふる

子規
紅梅の咲く門とこそ聞きて来し根岸の里に人尋ねわびつ

子規
人知らぬ竹の根岸の奥深く我すむ宿は鶯に聞け

子規
さみだれの根岸の里を夜行けば門のらんぷにやもり這う見ゆ

子規
侘びて住む根岸の伏屋野を近み蛍飛ぶなり庭のくれ竹

子規
ひむがしの京の丑寅杉茂る上野の陰に昼寐すわれは

子規
櫻さく 上野の岡ゆ 見おろせば 根岸の里に 柳垂れたり

子規
くれ竹の 根岸の里に かくれたる 人を訪ふ日の 薄花曇

さくや根岸の里の貸本屋 子規

氏祭これより根岸蚊の多き 子規

名月やわれは根岸の四畳半 子規

松一木根岸の秋の姿かな 子規

人も来ぬ根岸の奥よ冬籠 子規

冬ごもる人の多さよ上根岸 子規

水仙や根岸に住んで薄氷 漱石

茂吉
日あたれば 根岸の里の 川べりの 青蕗のたう 揺りたつらむか

茂吉
くれたけの 根岸里べの 春浅み 屋上の雪 凝りてかがよふ

ほととぎす根岸の里の俥宿 万太郎

茂吉
日あたれば根岸の里の川べりの青蕗のたう揺りたつらむか

燭を継ぐ孫弟子もある子規忌かな 虚子


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