和歌と俳句

風呂吹き

子規
風呂吹を喰ひに浮世へ百年目

子規
風呂吹の一きれづつや四十人

漱石
雛僧のただ風呂吹と答へけり

漱石
善か悪か風呂吹を喰つて合点せよ

漱石
風呂吹きや頭の丸き影二つ

虚子
風呂吹きを釜ながら出してまゐらする

鬼城
風呂吹や朱唇いつまでも衰へず

淡路女
風呂吹に杉箸細く割りにけり

耕衣
甍軽うて易の気の満つ風呂吹よ

波郷
風呂吹に機嫌の箸ののびにけり


風呂吹きや何煮ても思ふ子みな失せ

秋櫻子
風呂吹や曽て練馬の雪の不二

秋櫻子
風呂吹や究竟一の柚味噌にて


短日 冬の日 顔見世 冬の空 水鳥 初雪 初氷 寒さ 冬木立 枯木 冬枯 枯草 枯尾花 枯蓮 枯芝 枇杷の花 風呂吹き 冬の山 枯野 みそさざい 都鳥 千鳥 冬の海 河豚 海鼠 冬ごもり 埋火 焚火 炬燵 風邪 日向ぼつこ 北風 霜夜 冬の雨 冬の月 冬至 柚湯 クリスマス 師走 年の市 煤払い 年忘れ 餅つき  歳の暮 行く年 大晦日
和歌と俳句