後の月 十三夜

千載集・雑歌俳諧歌 賀茂政平
暮の秋ことにさやけき月かげは十夜にあまりて三夜となりけり

木曾の痩まだ直らぬに後の月 芭蕉

うますぎぬこゝろや月の十三夜 素堂

後の月ひそかに喰ぬ菊の虫 野坡

かたびらに越の日数や後の月 涼菟

たち尽すものはかかしぞ後の月 千代女

もる軒に時雨もちかし後の月 也有

菊畑にのこる星あり後の月 也有

不破のあれ芭蕉に見るや後の月 也有

そら鞘の闇残りけり後の月 也有

かじか煮る宿に泊りつ後の月 蕪村

唐人よ此花過てのちの月 蕪村

泊る気でひとり来ませり十三夜 蕪村

後の月かしこき人を訪ふ夜哉 蕪村

後の月鴫たつあとの水の中 蕪村

三井寺に緞子の夜着や後の月 蕪村

鬼すだく露のやどりやのちの月 蕪村

水かれてのひづみや後の月 蕪村

後の月庭に化物作りけり 太祇

田舎から柿くれにけり十三夜 太祇

十三夜月はみるやととなりから 太祇

後の月何か肴に湯気のもの 召波

暁はまことの霜や後の月 青蘿

後の月蕎麦に時雨の間もあらね 青蘿

後の月稲垣低き宿とりぬ 白雄

不二晴よ山口素堂のちの月 白雄

秋の日 秋晴れ 秋の空 秋の雲 秋の山 秋風 秋の暮 秋の雨 松茸 ばった 案山子 鳴子 落とし水 落ち鮎 渡り鳥 ひよどり 鶺鴒 啄木鳥 柘榴 無花果 葡萄 あけび 烏瓜 秋祭り 菊人形 菊日和 野菊 後の月 朝寒 夜寒 身に入む むかご ざぼん 浅茅 紅葉 鹿 残菊 末枯れ 柳散る 行く秋 暮の秋
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