和歌と俳句

常磐木落葉

虚子
常磐木の落葉踏みうき別かな

素十
もちの葉の落ちたる土にうらがへる

松落葉

芭蕉
清滝や波に散込青松葉

支考
松葉ちる嵐や磯は波の花

子規
人もなし木陰の椅子の散松葉

虚子
海を見て松の落葉の欄に倚る

虚子
今敷きし船の毛布や松落葉

立子
降りしきる松葉に日傘かざしけり

杉落葉

子規
露けしや杉の落葉のつづら折

虚子
杉落葉して境内の廣さかな

しづの女
をろがめる人に神杉落ちやまず