俳句案内

及川 貞

ことさらのおもひ深雪に年立ち

年立てり病の床を敷き更ふる

新春やまた新しく遺言書

派手を身につけず来し年重ねけり

歳々の輪飾いよいよ余生なり

ねこ舌のおくるる箸や小豆粥

初釜や傘寿の衿を純白に

片手袋失ひしより春めく

早春の門すこし濡れあさの雨

白魚や厨あづかることは幸

雪解けの音になじみて菜を洗ふ

ある時はものおもふまじと麦を踏む

もとめずも心足らひぬ雛の市

老いてこそなほなつかしや飾る

暮てゆく畦火の色をもどり見む

子を失ひし母われけふを実朝忌

木瓜は蕾こぞりてあれば鋭さよ

初蛙ひるよりは夜があた ゝかき

通夜の座のうしろにをれば遠蛙

寝られねば寝ることを捨てぬ遠蛙

家づとにせむも惜しくて初わらび

冗費とも当然とも初わらび買ふ

はりつけにあらず寝釈迦は寝給へり

ほぐれては花かとまぶし檪の芽

代田成り懸境なる灯をうつす

子規 漱石 龍之介 碧梧桐 虚子 鬼城 亜浪 山頭火 普羅 放哉 風生 水巴 蛇笏 月二郎 みどり女 石鼎 しづの女 万太郎 久女 青邨 秋櫻子 素十 夜半 麦南 悌二郎 鷹女 多佳子 青畝 耕衣 茅舎 汀女 三鬼 草田男 不死男 誓子 草城 不器男 立子 林火 楸邨 静塔 鳳作 たかし 波郷
俳句案内 春の季語 夏の季語 秋の季語 冬の季語 短歌案内 歌枕
古事記 風土記 日本書紀 懐風藻 万葉集 土佐日記 伊勢物語 枕草子 源氏物語 源氏物語の中の短歌 紫式部日記 大鏡 方丈記 徒然草 おくのほそ道 野ざらし紀行 鹿島詣
お得区案内図 旅行案内 音楽案内 Jazz名盤案内