河東碧梧桐

十一 十二

海楼の涼しさ終ひの別れかな

積んで朝舟著きぬ流れ山

芥子散るや瓜もむ時の夕風に

食うて我も上るや観音寺

あるべしと期せし牡丹の寝覚かな

天領の境に咲くや桐の花

驟雨来る別れの朝の牡丹かな

船待ちて見る月代や時鳥

端納涼しをれど明日は別れかな

蛍来しあとや蝉飛ぶ端納涼

明日渡る湖の眺めや端納涼

神事近き作り舞台や楠若葉

夕鳥の貝吹く青葉若葉かな

飛乗りの馳を打ち過ぐ若葉かな

剣岩残りて清水無かりけり

清水ある坊の一つや中尊寺

雲高く一片かげる清水かな

卯の花のさかりか雨の紫陽花か

官命に伐る檜山あり雲の峰

我ながら茶勝の縞や更衣

水神と山鬼と夜を明易うせり

帆綱浸る舟の艪ゆれや風薫る

閑古鳥の藤の話もとりどりに

噴火後の温泉に住む家や閑古鳥

浮石の不思議もあるや閑古鳥

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