阿部みどり女

菊晴や布団とぢゐて子に復習ひ

菊の日に用ため置いてうかと居ぬ

風添ひて傲れる萩に障子貼る

姉すめば代り坐りぬ秋鏡

だまされし今日の天気や菊句会

閨に遠くつるしかへけり轡虫

腰折りて水覗き見し野菊かな

来客や貼りかけ障子縁に出す

雲の中の明るさうれしを待つ

母にからみて月の二階を下りにけり

母遂に上り来ず月の二階かな

白粉気なくて人柄秋袷

秋の日や米とぐ人の櫛のみね

手のぬくみ野菊の瓣に及ぼしぬ

さそひ転がり草にとまりし木の実かな

晩秋や梯子の足に柿の籠

松虫に吾家の風呂は小さくも

鬼灯や相逢ふ初の従妹同志

針箱の片よせありて菊の留守

流したる七夕竹やたはれ波

法師蝉家込みながら椎の庭

高浪にもまれ戻りぬ葉月舟

ボート待つあと四五人や秋の草

山の家見えて案山子の日和哉

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