黴 かび

臙脂の黴すさまじき梅雨の鏡かな 蛇笏

厚板の錦の黴やつまはじき 虚子

新しき帽子かけたり黴の宿 虚子

茂吉
さみだれて 畳のうへに ふく黴を 寂しと言はな 足に踏みつつ

沢庵の石こそ分ね黴の宿 青畝

道ばたに障子開けたる黴の宿 青畝

はたかれて黴飛んでゆく天気かな 青邨

かうして暮らして何もかも黴だらけ 山頭火

末の子が黴と言葉を使うほど 汀女

此宿はのぞく日輪さへも黴 虚子

御扉の鬱金の黴や雨宿り 風生

黴のものひろげ見て又しまひ置く 立子

ラヂオ今ワインガルトナア黴の宿 立子

土の黴木の根の黴や神さびぬ 風生

雨のばら濡れても切りぬ誕生日 

反射炉を守りて薔薇を剪り呉れし 茅舎

夜は夜の灯のとどかずに黴畳 汀女

御扉の黴にやふれし旅の袖 風生

廓然と薔薇紅白にちりわかれ 茅舎

黴煙上がりしなかの己かな 汀女

たらちねの母の御手なる黴のもの 汀女

美しき黴や月さしゐたりけり 楸邨

洋傘裏の黴見つしげき雨を行く 林火

つぶやきのをぐらく黴と言へりしや 林火

茴香の花 紅の花 十薬 萱草の花 瓜の花 梅雨 梅雨空 梅雨雲 梅雨晴 梅雨夕焼 梅雨の月 五月雨 蝸牛 さくらんぼ  青梅 枇杷 早苗 田植え 鵜飼 葭切 翡翠 蚊帳 蚊遣 青嵐 風薫る ほととぎす 閑古鳥 夏木立 茂り 夏野 夏草 昼顔 暑さ 青簾 籐椅子 百合 月見草 合歓の花 夾竹桃 青田 雲の峰 夕立
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