阿部みどり女

肝腎な用忘れたり昼寝

避暑の宿一つの鍋に何もかも

寄り添へどとても濡れるよ夕立傘

夏園へ水仕すませて遅れ出る

耳鳴やホ句皆半ば暑さまけ

病む夫に鉢包まれて見舞薔薇

若竹に飯食うて居り時はづれ

風鈴に借浴衣して母の家

風鈴に或ひは触れて浴後人

昼寝子を其まゝにして簾かな

舟べりの手拭すぐ乾ぬ水馬

鳴くや暑く掴めるポンプの柄

風鈴に鍋釜置きて二階窓

風鈴の垣根涼しく曲りけり

下駄のまゝのながれを歩き見し

川床や簾透く日にあとじさり

鹿呼べば川渡り来る新樹かな

の宿戸障子とばす風の吹く

舞妓見てたしかに京や日傘

団扇はさみて父の歩みの老いたりし

風鈴をもらひしまゝに吊りしけり

櫛つけて清水にさつと薄油

今の劇思ひつゞけぬソーダ水

人居ねば枕を出しぬ夏桔梗

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