春の空 春天

牧水
雲ふたつ 合はむとしては また遠く 分れて消えぬ 春の青ぞら

骨壷をいだいて春の天が下 茅舎

春天に鳩をあげたる伽藍かな 茅舎

日輪をかくして春の空ひろし かな女

雨晴れておほどかなるや春の空 虚子

踵かへして海をそがひや春の空 石鼎

藁屋根に春空青くそひ下る 虚子

枯枝のむすぼれほぐれ春の空 虚子

瑠璃たたみ珊瑚鏤め春の空 虚子

日は宙に春の天壇ねむるさま 蛇笏

鐘樓より蜂は大嶺へ春の空 蛇笏

春の空日の輪いくつも色となり みどり女

此処からも大佛見ゆる春の空 立子

鴎の目鋭きかなや春の空 虚子

浅間燃え春天緑なるばかり 普羅

腰形尼服春空にて乾く 静塔

残壇にちらばる天使春の空 青畝

春の空人仰ぎゐる我も見る 虚子

春の空人仰ぎゐる何も無し 虚子

春の天おほどかにしてやや曇る 虚子

春の空笠の如くにかぶさりぬ 虚子

考のつまづき仰ぐ春の空 立子

ま横より仰ぐ大佛春の空 立子

春の日 日永 遅日 春の空 麗か 長閑 初桜 入学 草餅 桜餅 桃の花 梨の花 沈丁花 辛夷 木蓮 連翹 春暁 春昼 春の夕 春の暮 春の宵 春の夜 春の月 朧月 蝌蚪 花の雲 花曇 花見 遅桜 汐干 桜鯛 桜貝 仏生会 花御堂 甘茶 菜の花 春の風 雀の子 山吹 海棠 馬酔木の花 茶摘み 躑躅 石楠花 行く春 暮春 春惜しむ
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