正岡子規

笈あけて仏を拝む清水かな

釜つけて飯粒沈む清水かな

忘れても清水むすぶな高野道

川蝉や柳垂れ蘆生ふる処

川せみやおのれみめよくて魚沈む

人すがる屋根も浮巣のたぐひ哉

うかと来て喰ひ殺されな庵の

庭の木にらんぷとどいて夜の

一本に蝉の集まる野中哉

馬蠅の吾にうつるや山の道

夏木立幻住庵はなかりけり

下闇や蛇を彫りたる蛇の塚

蛾の飛んで陰気な茶屋や木下闇

葉桜はつまらぬものよ隅田川

花桐の琴屋を待てば下駄屋哉

塗盆に崩れ牡丹をかむろかな

美服して牡丹に媚びる心あり

廃苑に蜘のゐ閉づる牡丹哉

赤薔薇や萌黄の蜘の這ふて居る

薔薇剪つて手づから活けし書斎哉

片隅に菖蒲花咲く門田哉

藻の花や水ゆるやかに手長鰕

藻の花に鷺彳んで昼永し

夕顔に女湯あみすあからさま

夏草の上に砂利しく野道哉

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